知っておくと安心な労災指定病院
仕事中、通勤中の事故による傷害は労災保険でカバーされます。
但し絆創膏を張った程度の軽い傷は無理でしょう。仕事をしていると怪我はつきものですが、事故の起きないように注意し就業することが一番です。
しかし人間ですから怪我は起こりうるのです。
例えば鉄工所での塗装焼付けの時や、調理場でのやけど、新聞配達のとき転倒して骨折など色々なケースがあります。いつ何時怪我が起きるか判りません。
疾病、後遺障害、死亡も労災保険の適用となります。
長時間の仕事をしたがために自殺、そして労災適用となるケースもあります。
基本的には一人でも使用している場合は強制適用事業所となり労災に入っています。仕事をしている人は必要な場合に適用となります。パートさんやアルバイトさんも皆公平です。
私も一度、火傷で労災のお世話になりました。
ところがこの時、開業医が問題となって来ます。労災では診察できないと言う医者がおりました。手続き的に問題ないのにおかしな話です。二つの医院に断られ、やっと別の医者にかかり何とか見てもらい安心だったのを覚えています。後々、事務処理などがややこしいのでしょうか。
労災適用の場合は健康保険は使えませんので、労災指定病院でない場合、全額支払って(10%)、後で全額帰ってくるシステムになっています。
近所の労災指定病院を常日頃確認しておく方が良いと思われます。労災指定病院であれば
医療費を立て替えずに治療を受けることが出来ます。